• SEALDs KANSAI

    大阪W選挙プロジェクト

    “11.22 VOICE”

  • From 古賀茂明

    大阪の皆さんこんにちは。
    ダブル選挙の前ですけれども、私のほうから少し参考になる話ができたらと思います。

    まず一つ、
    私は大阪府・大阪市の特別顧問というのをやっていまして、主にエネルギー関係の仕事で橋下さんたちの手伝いをしていたことがあるんですが、「大飯原発の再稼動を止めよう」というのを一生懸命やっていた。

    橋下さんもものすごい勢いでやっていたんですが、ある日突然「やっぱり再稼動してもいいよ」と豹変しちゃったことがあるんですね。

    当時は、国民も市民も「大飯原発止めろ」ということで盛り上がっていたんですけど、僕はどうしてこれだけ市民が盛り上がっているのに橋下さんの一存で動かすっていう風に決めちゃったんだろうな、とすごく不思議に思いました。

    その時の疑問が少し溶けたような気がしたのが、この間、国会前のデモについて橋下さんがおっしゃったことなんですね。

    「デモで政治を変えるなんて言うのはおかしい」と。
    「政策っていうのは選挙で勝った多数派が決めるべきものだ」と。
    「それをデモで騒いだからと言って決めるのはおかしい」ということなんです。

    私はちょっと、民主主義の考え方(とは)かなり違うなと思いました。やっぱり選挙1回で決めるのではなくて、常に国民の声・市民の声を聞く政治をしなくちゃいけないんじゃないかと思ったんですね。

    ぜひ今回の選挙でもですね、それぞれの候補者の話を聞きながら、本当に市民の声に耳を傾けてくれる候補を選んでいただけたらと思いました。

    それからもう一つですね、
    この選挙は府政・市政を決めるものですけれど、国政に大きな影響を与えるということも。市民・府民というのは「国民」という顔も持っているわけですから、そういうことも考えて投票してほしいなという風に思いました。

    市政・府政は平和外交安全ということについてはあまり大きな関係はないんですけども、
    この選挙の結果は、
    国政のほうで安全保障政策/平和主義を大きく変えていくのか、あるいは守っていけるのか、ということに影響を与える選挙ですので、ぜひそういうことも考えて投票していただけたらと思います。

    そして難しい選択ですけど決して逃げずに、ぜひ投票に行ってください。逃げていたら、日本も大阪も良くなりません。
    皆さんの賢明な選択、そして投票に行かれることをぜひお願いしたいと思います。
    ありがとうございました。

  • From 塩田潤

    SEALDsKANSAIの、塩田潤です。

     

    端的に言って、これまでのおおさか維新の会が行なってきたことっていうのは、"社会サービスの切り捨て"と"人々の分断"だとぼくは思っています。

     

    たとえば、教育であったりとか、幼稚園、保育所、病院、障がい者支援施設。こういうものをおおさか維新の政治はどんどん切り捨ててきた。

    でもこれって住民が生きていくにはなくてはならないもので、そういう部分をおおさか維新の会の政治は切り捨ててきたんだと思います。

     

    その一方で、おおさか維新の会はよく「経済成長」と言ってますが、経済成長したかと言うと、決してそうは言えないと思います。

    ここ数年の実質成長率は、ほかの都道府県よりもマイナス成長が激しいです。

    つまり、おおさか維新の会が「経済成長」の名のもとにやってきたことっていうのは、社会サービスの切り捨てだけであって、その結果、経済成長もしているわけではない。

     

    こういう結果を招いたおおさか維新の会の政治は、政治運営の方にも問題があると思っています。

    おおさか維新の会っていうのは、議会内でも議会外でも自分たちと意見の違う人たちを徹底的に無視して、場合によっては排除してきた。

    議会制民主主義の基本っていうのは、協調であって、自分とは違う意見の人と妥協点を見つけることだと思います。けれど、おおさか維新の会の政治には、それがまったく欠落しています。

    都構想の住民投票の際にも、住民に十分な説明をしないまま、判断を迫った。それによって、住民の間にも分断を持ち込んだ結果になった。

    これ以上、大阪を貧困化させて分断を持ち込むような政治を続けさせるわけにはいきません。

     

    こういった政治を変えられるのは、ぼくたちだけです。ぼくたちには、その権利があります。今が、その権利を使うときなんだとぼくは思います。

    投票に行きましょう。

     

    もちろん、色んなしがらみの中で、常にベストな選択が出来るわけではありません。けれど、今のような最悪な政治を避けるために、ベターな選択をすることが必要だと思っています。

     

    11月22日、ぼくは大阪の住民の手に大阪を取り戻すために選挙に行きます。

  • From 脇田燦志朗

     

    SEALDsKANSAIの、燦志朗です。

     

    私は、現在大阪でおこなわれている政治は、現政権と同様、

    議会の軽視、高まる反対の声に耳を傾けないなど、民主主義政治を否定するやり方ではないかと考えています。

     

    皆さんの中には、おおさか維新の会に対して、「何かやってくれそうだからいいよね」とか、「はっきり主張するからいいよね」とか、

    中身はわからずとも、ただ漠然とした"期待"というものを抱き、突き動かされてきた人もいると思います。

    「中身はわからないけれど、ただなんかいいよね」ということで期待するというのは、とても危険なことです。

     

    おおさか維新の会はこれまで、無駄の解消や二重行政の解消ということで、都構想を掲げ、住民サービスを切り捨ててきました。

    しかし、2つあるということが、二重行政ということではありません。二重行政としてあげられている中には、施設の場所が全然違ったり、目的が全然違ったり、二重行政とは言えないものがたくさんあります。

     

    「2つあるから二重行政」と、あたかも同じものが2つあるかのように言い、住民サービスを切り捨てるということは、許されることではありません。(そして)それらの住民サービスの切り捨てによって生まれるであろうお金を、カジノの誘致やリニアの開発にあてようとしています。

     

     

    私は、どこを見て誰のための政治をしているんだと、とても疑問があって、正直納得がいきません。

     

    政治とは、国会の中だけでおこなわれているのではなく、この大阪でも、皆さんの周りでも、身近におこなわれています。

    そういったことをしっかりと感じて、思考し、議論することが大切です。

     

    私は、今回の大阪市長選府知事選のダブル選挙で、自由と民主主義を尊重する人が代表となることを求め、11月22日、投票に行きます。

     

  • From 岡野八代

    同志社大学の教員の岡野と申します。

     

    私はこの間京都で、京都96条の会という会を開催して、市民の方と憲法を語り合うサロンを開催してきました。

    その中で、私は京都の市民ですが、大阪の維新の会には、これまでもいろいろな意味で着目してきました。

     

    大阪府民の方。今度の選挙/ダブル選挙は、大阪府民以外の人も非常に大きく注目しています。

    大阪維新の会を代表する橋下徹/大阪市長のこれまでの政治的手腕、つまり、自分の意見と異なる意見を持った人をあたかも敵のように扱う(やり方)。

     

    多くの教育の問題、それから福祉の問題でも、弱い人たち、発言のなかなか適わない人たちに対して、発言の場を設けながらもそうした彼女たち彼らの声を封殺するような、非常に居丈高(いたけだか)な、「自分こそが政治的」「市民に選ばれたので、政治の代表だ」という形で市民の声、多様な声を踏みにじってきた。

     

    そうしたこの維新の会の橋下政治に対して、私も関西の一員としてぜひ、

    大阪の人たちに、自分たちで、橋下政治が、大阪府民/大阪市民に何をしてきたのかゆっくり考えていただいて、大切な一票を投じていただきたいと思います。

     

    みんなが、関西だけでなく全国のみんなが、注目していますので、まずは自分の意見を投票用紙に反映していただきたいと思います。

     

    頑張ってください。

  • From 織原花子

    SEALDs KANSAIの、織原花子です。

     

    「子どもが笑う大阪に」をスローガンに橋下知事は当選し維新政治が始まりました。

     

    橋下知事が真っ先におこなった、私学助成金の削減に対して反対した、当時高校生の私たちに対して彼は、

    「この国の原則は自己責任です。それが嫌ならあなたが政治家になって変えるかこの国を出ていけばいいのです」とおっしゃいました。

     

    競争教育から弾き出された、わたしたち子どもに、"自己責任"を突きつけたのです。わたしはあの日、大阪維新の会の思想がそこで明らかになったと思っています。

    競争を激化するような高校の学区撤廃や、学力テストの公開。そして教育基本条例で教師を締め付ける。競争原理のもと、評価と処罰で管理する。

    その果てにあるものは、子どもや学校、教師の疲弊です。

     

    わたしは橋下さんの発言や大阪維新の会の教育改革を許せません。

    (子どもに対し)”自己責任"だといい放ち、わたしたちを徹底的に無力化させ、生まれてきたことを責めることを強いるこの大阪府政や社会に抗うことを、あの日決意しました。

     

    教育は、政治の道具ではありません。教育は、私たちが、人間らしく生きていくために必要なもので、希望です。

    教育は本来子どもたちの可能性や発達をを最大限に伸ばす役割があり、

    子どもたちが競争に勝ち抜く為に必死に「いい子」を演じ、孤独を感じてしまう、そんなのは教育ではないのです。

     

    有権者ではない子どもたちを守るのは、私たち大人の責務です。

    今度はここ、大阪で民主主義をはじめる番です。

     

    だからわたしは、絶対にこれまでの大阪維新の会の政治をやめさせます。

    そして、人々の声に寄り添い、子どもや若者の現状にしっかりと向き合える人が代表となることを求め、投票にいきます。

  • From 内田樹

    内田樹です。

     

    ぼくは前の平松市長の時に教育関連の特別顧問というのを短期間やっておりましたので、平松さんが落選した後ですね、維新の教育政策に関してはずっと注目してきたんですけども、教育の中に競争原理と市場原理を導入するってことが、どれぐらい愚かしいことか、もうそろそろ大阪の方も気がついてもいいと思うんですよ。

     

    教育に関しては全部失敗でした、本当に。今、大阪の教育現場は荒廃しきってますよ。

     

    これからあと、市長が変わったり府知事が変わったりすれば現場は立ち直るかもしれませんけども、これだけ壊してしまうと、再建するのにまた数年かかるかもしれないし、その時期に大阪の学校教育を受けた子供たちには取り返しの付かない傷があるわけですよ。

     

    ほんとに、ほかの政策に関しては申し上げませんけども、とにかく教育政策に関しては全て維新の政策は失敗した。それは取り返しの付かない傷を、学校に残したし、子供たちにも残した、親にも残した。

     

    ということをよくご理解いただいて、投票行動していただきたいと思います。

  • From WAKOTO

    SEALDs KANSAIの田中和琴です。

    橋下さんの公務日程なしは今月も約50%でした。彼は何をやってるんでしょうね。

    "大阪維新の会が何かやってくれるかも"っていう勢いで、大阪維新の会に投票した方々に聞きたいです。
    彼らは何かやってくれましたか?
    この八年間で私たちの生活はよくなりましたか?

    大阪維新の会が現れたとき、彼らの打ち出した政策は「大阪都構想」でした。でも今年の5月、住民投票で大阪都構想は反対派が勝ちました。そんで、今回の大阪ダブル選挙で大阪維新の会が打ち出してるのは「大阪都構想」です。もう答えは出てるんじゃないですか。彼らに出る幕はもうないです。

    私の友達も選挙に行かんってゆう子いっぱいおるけど、私は人生初めての投票、ずっと心待ちにしてました。自分の一票が何かをよくできるかもしいひんってゆうことに結構ワクワクするし、それが自分の権利やと思うと素晴らしいことやなと思います。

    選挙に行くのが面倒くさいって言うのは今回でやめにしませんか。
    選挙権持ってるって結構当たり前みたいなことやけど、実はすごいことやと思います。

    11月22日、私は大阪ダブル選挙に行きます。

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    大阪W選挙プロジェクト

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